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国際交流

国際交流による人材育成・獣医療の向上

 新潟県獣医師会では、国際交流による人材育成・獣医療の向上を目指し、「モンゴル獣医師会」と交流協定を締結し、モンゴル国内で活躍する獣医師を新潟県内の動物病院で受入れ、小動物臨床研修を実施しています。
 
平成28年度からモンゴル研修生を受け入れています。
 
県内動物病院での小動物臨床実習の様子
モンゴルからの研修生(写真左)
 
 
モンゴルからの報告
研修生が実習を終えて帰国後、活躍されている様子が報告されています。詳しくはこちら【PDF】
 
 
 
【 これまでの経緯 】
平成13年9月1日 モンゴルにて調印式
平成21年10月7日 新潟にて懇談会
平成22年11月28日 新潟にてモンゴル獣医師会長招聘セミナー開催
平成23年9月1日 モンゴルにて調印式
平成27年8月27日 新潟にてモンゴル獣医師会長を囲んでの懇親会
平成28年9月1日 モンゴルにて調印式
平成28年11月8日~12月6日まで、研修生受入れ
平成29年11月2日~12月30日まで、研修生受入れ
平成30年11月3日~12月1日まで、研修生受入れ
令和元年11月19日~11月17日まで、研修生受入れ
 

経緯および交流の模様

新潟県獣医師会とモンゴル獣医師会を通じたモンゴル農業大学との交流の始まり
 
 平成12年にモンゴルでは大寒波による雪害で山羊、馬、牛等の家畜が死亡する大被害を受け、畜産振興を支援するためモンゴル獣医師会を通じて支援金を送ったことを契機に、モンゴル農業大学での獣医師育成の支援を要請され、モンゴル獣医師会「新潟基金」としてモンゴル獣医師会との間で調印して始まった。モンゴルの獣医師養成大学はモンゴル農業大学校1校しかない。(獣医学科5年制)
モンゴル農業大学では、獣医学を学ぶ優秀な学生への援助のため奨学制度を創設した。
調印式は、平成13年9月1日モンゴル農業大学校の新学期式に併せ、当時布施会長以下5名で友好訪問し、学生の前で執り行った。
モンゴル農業大学との懇談会を開催

 新潟大学60周年記念事業に出席するため、新潟大学と交流しているモンゴル農業大学の学長(獣医師)と副学長(獣医師)が新潟を訪問することに併せて、モンゴル大学の学長から新潟県獣医師会関係者と懇談したいとの要望がありましたので、この機会を利用し、モンゴル農業大学の学長・副学長からモンゴルの獣医療についてお話をいただき、一般参加者を含め参加者21名で活発な意見交換がなされました。
日 時 平成21年10月17日(土) 13時30分から
場 所 万代シルバーホテル
懇談会 モンゴル農業大学 学 長 Dr. B. Byambaa
〃 副学長 Dr. A. Gombojav
内 容 「モンゴルの獣医療について」
モンゴル獣医師会長招聘セミナーを開催

 平成12 年6 月にモンゴル獣医師会へ雪害支援金を贈呈して以来、10 年が経過し、モンゴル獣医師会「新潟基金」を支援する会の事業としては、平成22 年度をもって終了することから、モンゴル獣医師会会長を招聘し、セミナーを開催しました。
 モンゴル獣医師会 Dr.Batsaikhan Sodnom(バッサイハーン ソドノム)会長から、モンゴルの畜産事情、獣医学教育、モンゴル獣医師会のこと、国の獣医事情、支援金の報告について講演をいただきました。出席者は新潟大学農学部の先生を含め27 名で、講演後の質疑、活発な意見交換がなされ交流を深めました。
日 時 平成22年11月28日(日)14時~16時
場 所 新潟東映ホテル 
講 演 モンゴル獣医師会 Dr.Batsaikhan Sodnom 会長
内 容 「モンゴルの畜産、獣医学教育、獣医師会について」
モンゴル獣医師会と交流協定を締結 (平成23年9月1日)

 モンゴル獣医師会「新潟基金」を支援する会(田中会長、会員73名)は、2001年から10年間にわたりモンゴル獣医師会の奨学金制度「新潟基金」に対し支援を行ってきたが、この基金によりモンゴル農業大学の獣医学部の学生31名が奨学金を受け、現在モンゴル獣医界で大きな役割をはたしており、また、施設や機器に恵まれない地方で活躍する獣医師にもこの基金は活用され、大きな励みになっている。
 新潟県獣医師会は、国際交流事業の一環としてこの 調印後モンゴル獣医師会・モンゴル農業大学の先生と支援事業を継続実施するとともに、モンゴル獣医師会との交流を進めるため、このたび、モンゴル国訪問団を結成、9月1日モンゴル農業大学の入学式でモンゴル獣医師会と協定書の調印を交わした。
 訪問団は8名で、8月30日新潟空港からソウル経由でウランバートルに入り、9月5日同ルートで帰国した。
 モンゴル農業大学の入学式は、背広、ネクタイの正装で出席したが、晴天にもかかわらず風が冷たく寒かった。新入生2,000名を前にモンゴル大統領が出席、農業国として新入生にかける期待が大きいことを熱く語られた。第2ステージでモンゴル獣医師会バッサイハーン会長と楠原会長が挨拶され今後ますますの交流の強化を確認、協定書の調印が交わされた。
 モンゴルでは、獣医師免許制度がなく、モンゴル獣医師会が国と連携して新たな認定制度を進めている。獣医師は、モンゴル農業大学獣医学部(獣医大学は1校のみ)を卒業して3年後から5年ごとに研修を受け、この認定を受けなければならない。また、獣医学部中退者、学生などは、「小獣医師」と呼ばれ獣医師に準ずる者として獣医師とともに活動している。モンゴル獣医師会の会員は約2,000名であるが、その半数は小獣医師とのこと。
 また、JICA等の援助により家畜伝染病の診断・予防技術の向上はめざましく、施設、技術者等充実してきており、獣医学部の教育がそれに追いついていないとの話であった。
 今回は、特にモンゴル獣医師会の取計らいで、地方の診療施設を視察させていただいた。ウランバートル市内の施設は市設の診療施設で2名の獣医師と小獣医師3名で、炭疽等の予防注射、寄生虫等の検査のほか、小動物診療も行なっている。また、ウランバートル近郊のナライハ市では、会社組織で女性獣医師が3箇所の診療施設を開設し、獣医師2名、小獣医師2名と補助員2名で約3万頭の家畜を対象に伝染病の予防注射と検査を実施している。
 今回の訪問では、モンゴル獣医師会から移動の車、通訳の手配をいただき、訪問中は同会のエルデンクー副会長からご案内いただいた。
調印後 モンゴル獣医師会・モンゴル農業大学の先生と
ナライハ市の診療所の前で
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